第4章 Battle4 ライバル登場
元相棒ながら、恥ずかしいや……。
女の子は、小学生くらいの小さな子だ。
っていうか、普通学校でしょ!?
「……どけ、邪魔だ」
「どくわけないでしょ!?」
僕は、ため息を付いた。
こうなれば、強硬手段だ。
「みっちゃん、渡したお財布持ってるよね?」
「あぁ、きちんと持ってるよ」
「それじゃ、僕定員さん呼んでくる」
僕は、小走りに走る。
ただゲーム買いたいだけなのになぁ、もう。
「卑怯者ー!!」
営業妨害してる子に言われたくないよ……。
いくら、大人げなくても、僕の知ったことではないね。
だって、子供だろうが、大人だろうが、営業妨害はマナー違反だ。