• テキストサイズ

【刀剣乱舞】刀剣英雄

第20章 過去へ……


僕は、城の中でかすがちゃんを探した。
すると、すぐに見つかった。
だって、向こうの方からやって来たんだ。

「姫鶴一文字、何故謙信様のお側に居ない!?」
「あ、かすがちゃん。僕ね、今から団子買いに行くのさ」
「――何か、お前雰囲気変わったか?」

不思議そうに、かすがちゃんも僕を見つめてくる。
そんなに、変わったのかー。

「ゴミと間違えて捨てちゃったんだよ」
「はぁ? 変な奴だなぁ」

そう言いながらも、かすがちゃんは笑ってくれた。

「そうだ、五虎ちゃんは? 一緒に団子買いに行くんだ」
「五虎退か? 門の見張りをしてるぞ」
「ありがとうね、かすがちゃん」
「今日は出陣の日だ。すぐ帰って来い」
「うん、わかってる」

かすがちゃんに手を振ると、振り返してくれた。
結構優しいな。
/ 423ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp