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【刀剣乱舞】刀剣英雄

第19章 徐々に変わってくる


「姫ヒーラー?」
「仕事をしないヒーラーのことだよ。ったく、僕は吸血鬼王との戦闘のせいで、MPすっからかんだから、休んでるっていうのに」
「お前……、吸血鬼族でありながら、お前らを救った英雄を無下にするどころか、愚弄までするのか!?」

怒りの沸点に達した天使たちが、次々に拉致ったやつらを倒してくれる。
僕は、援護しようかと思ったけど、全然攻撃を受けない。
弱っちいなぁ。
アサシンが居るから、隠れようとはするけど、足音ですぐわかる。

「くそ、ハイドができないだと!?」
「ふんっ、正義(ジャスティス)様に楯突くから、こうなるんだ!! お前ら全員全能神様の前に突き出してやる!!」
「狼藉者を引っ捕らえろー!!」

こうして、あっと言う間に全ての奴らは捕まった。
全員悔しそうに唇を噛んでる。

「――はぁ、結局君ら、僕に何の恨みがあんの? 僕が仕事してなくたって、別に固定パーティーなんだから、君らと組むことは一生ないよ」

ぎろり、と睨むけど、相手の奴らは口をつぐんでる。
あーあ、イラッとするなぁ。

「反省してないようだね。全員の防具と武器を取り上げて、首都の城の噴水広場に吊るしなさい」
「はい、正義(ジャスティス)様!!」

さぁ、実行しようとすると、あんなに粋がってたビーストが泣き出した。

「だ、だって、全然女の子とエッチできなくて……」
「だからと、相手の女性に妄言を吐くなんて、女の敵だ!!」

そうそう、ここに居る天使さん全員女の子。
さっきの発言は、天使さんの怒りを煽る結果にしかならないぞー?

怒った天使さんたちにより、男全員ひん剥かれ、連行された。
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