第18章 治療のために、倶利伽羅と……
「もうちょい、尻を突き出せ」
「はいはい」
「足ももっと開け」
全く、倶利伽羅は何がしたいんだか。
あぁ、面倒臭い。
すると、急にアソコにぬるり、と舌が入ってくる。
「きゃんっ」
そうくるとは思っていなくて、ペチャペチャと厭らしい音を立てながら、倶利伽羅に舐められてしまう。
あそこがジンジンと疼いてきて、触ってもいないのに、乳首が硬くなる。
そのまま、倶利伽羅は肉芽を舐めだす。
「はぁっ、んっ……」
甘い電流が、徐々に体を支配していく。
その時だった。
急に責めが止まり、中途半端な状態で快感が止められてしまう。
イきそうなところまではきたのに……。
「イれるぞ」
「えぇっ、ちょっ!」
嬉しいやら、悲しいやら。
体は、倶利伽羅のモノが入ってくるのを喜んでる。
その反面、心は「勘弁して欲しい」気持ちでいっぱいだ。
しかし、遠慮なしに倶利伽羅はわたしの秘部に自分の息子をあてがう。
次の瞬間、ズンッと思い一撃で、私の中に侵入してくる。
よく濡らされたせいか、倶利伽羅のモノをすんなり受け入れた。
それどころか、出し入れされるたびに甘い電流が再び戻ってくる。
「あっ、あっ……」
一番気持ちいい子宮口をコツコツとノックされ、後ろから抱きしめられながら突き上げられる。
耳元で、倶利伽羅の荒い息遣いが聞こえてきた。
パンッパンッパンッ、グチョッグチョッ。
乾いた肌と肌がぶつかり合う音と、私の秘部が濡れてる音が聞こえる。
「後ろ向け」
「んあっ……」
言われたまま、後ろを振り向くと乱暴なキスをされる。
口の中を犯されるように、手荒くかき乱していく。
「んふっ……」
乱暴なセックスに、だんだん興奮は高まってくる。
体全体がぴくん、ぴくんと痙攣し始めた。
頭の中が真っ白になるのを感じながら、何度も何度も倶利伽羅のキスに答えた。
そして……。
「んっあああああっ!!」
「くッ!!」
大きな声を出しながら、激しくイってしまう。
お腹の中に、満たされていく感じにゾクゾクしてしまう。
耳元では、まだ倶利伽羅の荒い息遣いが聞こた。