第15章 僕らの無人島!?
弟も、結構頑張ってるんだなぁ……。
「もっとも、まだ足りないと思うよ。前日でもまた買い足さないとね」
そうそう。
僕はこのことを弟に報告した。
また、トイレでこっそりとね。
そうしたら「俺が政府に言っとくよ」とだけ言った。
いつ始まるのやら……。
そうして、僕らは自分の家に帰った。
現在は、飛行機の中。
帰る直前になって、買い物をしてない三条派が「買い物をしてくる」と居なくなるし、お食事フロアから出てこない刀剣も居るし。
結構大変だったよ。
結局、「買わないのが悪い」って皆に言われ、仕方なく三条派は飛行機に乗ったけど。
っというより、ほとんど三日月さん独断だけどね。
本当に、マイペースなんだから。
あ、そうそう。
それ以外の三条派はこっそりと買い物に行ったらしく、今剣くんが可愛い兎のリュックサックを背負ってた。
その中には、色とりどりの飴が入ってて、皆に配ってたよ。
岩融さんと一緒に買い物してたんだってさ。
石切丸さんは、インスタント食品を買いだめしてて、小狐丸さんは、ちょこちょこと持ち歩きできるお菓子を買っては、三日月さんの所に持って行ったんだと。
そうそう、沖田組が化粧品を買ったらしく、色々なコスメを見せてくれた。
乱ちゃんとか次郎さんも一緒に見てて、なんだか女子高生の会話に見えるなぁ。
そんな感じで、僕は皆の話を聞いてる最中。
だいぶ、仲良くなれたと思うよ?