第12章 Battle12 毎日がバカンス!!
僕は、博士と電話が繋がった後、事情を説明した。
実は、博士は刀剣のことを知らない。
だから、刀剣がどんな存在か……、それから話すことになった。
「ふむ、なんぎじゃのぉ。それなら、秘密主義なデパートへ行けばいいだけの話じゃ」
「え、そんなのあるの?」
「うむ。半年に一度、必ず泊まりにくる客が居るじゃろ?」
「うちのところに? そういえば、何人か居たなぁ」
「そのうちの一人は、VIP専用デパートの社長じゃ。デパートを貸し切りにする秘密主義なデパートじゃ。もちろん、送迎つきでな」
「おおー、じゃあ、予約してもらっていい?」
「うむ、構わんぞ。わしも、丁度昼飯がまだでの」
おおー、なんか簡単に解決できたなぁ。
僕は、電話を終えると、一息つく。
「だ、駄目だった?」
「ううん、予約入れるから、暫くかかりそう。でも、確実に行けるよ」
「それなら、思う存分ゲームしに行けるな!」
「それもそうだねー」
とりあえず、一先ず報告かな?