第12章 Battle12 毎日がバカンス!!
そうして、長い電話を終えて僕は一息つく。
色々と、事情がありすぎて、まだ状況は飲み込めてない。
口だけで説明されちゃ、頭に入りきらないしね。
まぁ、僕のそっくりさんの名前を、僕につけた。
その人が、元主。
で、僕は代理をしてた。
でも、元主はみっちゃんが好き。
だから、僕が邪魔になって、僕は破壊された。
で、お爺ちゃんが命がけで復活してくれた。
それだけは、理解した。
後は、なんていうか色々ありすぎて頭に入ってない。
「お疲れ。弟は、何か言ってたか?」
「あぁ、鶴丸。事情は全部聞いた。頭に入ってるかどうかは、別としてね」
「俺達の処分は?」
「えーっと、刀剣時代の服での外出禁止」
「それだけか?」
「うん、目立つ行動は避けるようにって言われたな」
あれ、そうなると、VRMMOの大会とかどうなるんだろう?
まぁ、怒られた後反省すればいいか。
「おい、審神者が入れ替わり立ち代り本丸に来る件は、どうなった?」
「あぁ、あの人で終わり。いつまでか知らないけど、期間が終了したら、僕が戻るよ」
そうしたら、審神者として働かなきゃなぁ。
あぁ、ニート生活も終わりか。
それまで、遊び倒そう。