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【刀剣乱舞】刀剣英雄

第9章 Battle9 VRMMOだからこそ、伝わる温度差


そして、大きな石畳の城下町にたどり着いた。

「職服をもらってないかたー、こちらへどうぞ!!」

僕らは、そっちのほうに移動をする。
すると、中から姉さんが出てきた。

「あれ、姉さん。今終わったの?」
「あ、う、うん。そうなの……」

姉さんは、何処か歯切れが悪い。
なんか、僕を見ると凄く気まずそうにしてる。
さ、さっきのことで怒った?
ま、まさか……。
だって、姉さんは以前僕が居ると効率が下がる、そう言って、僕を仲間外れしてたのに。
僕が同じことを言うと駄目なの……?

「――お前らか、待ちくたびれたぞ」

姉さんの後ろから、倶利伽羅が出てくる。

「おぉ、主様!! お待ちしておりました!」

長谷部は、弓を持ってる。
どうやら
僕:ヒーラー
みっちゃん:クリエイター
鶴丸:マジシャン
倶利伽羅:ソードマン
長谷部:アーチャー

という感じで職についたらしい。

「お前ら、まだこの先のクエストはしてないだろ?」
「あぁ、今からやるぜ?」
「すぐ終わらせる。やり方は、大体把握できた」
「――あぁ、それが主のご友人に頼まれて、彼女のクエストを手伝ったんですよ」
「あぁ、そうだったんだねー」

あはは、と僕は笑う。
どうやら、このまま僕が来るまで狩りをしよう、と誘ったと見た。
姉さんは、眉を八の字にして困った表情で見ている。
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