第8章 Battle8 白い子と熱を分け合う
「――? ならいいが」
鶴丸は、自分のズボンもするすると脱いでいく。
パンツは……、同じダサいやつだ。
「ほら、鶴丸のパンツだってダサい」
「こんな状況で言うな。ロマンチックの欠片もないやつめ」
「最初に言い出したのは、鶴丸じゃん?」
鶴丸は、ため息を付きながら、自分の息子を僕の目の前に見せつける。
あんな痴話喧嘩をしても、萎えていなくて、僕は心の中で舌打ちをした。
「おら、気持よくしてくれ。期待してるぜ?」
「はいはい」
実は、彼氏は居なくともセフレという存在は居た。
と言っても、実際は、付き合ってると思ってたのは僕だけ。
向こうからしたら、タダのセフレ。
だから、これくらいの技術は持ち合わせている。
というわけで、昔の知識を思い出しつつ、熱く反り立ったそのモノの全体を、舌先でくすぐるように舐めていく。
その時、ぴくんっと脈を打った。
これは、思ったよりちょろいぞ。
一気に勝負に出るため、僕は鶴丸のモノを口に含む。
そして、口でしごいていく。
ただしごくだけでは、芸がない。
舌を左右に動かしながら、口でしごいていく。
時折、口でしごくスピードを変えれば、鶴丸のモノはどんどんと大きくなる。
「くっ……」
鶴丸から、色っぽい喘ぎ声が漏れる。
――おぉ、これは……!!
相手が自分じゃなくて、男だったら合格間違いなし。
次の薄い本用に、顔も見たくて、見上げたら余裕がなさそうな顔をしている鶴丸が。