第7章 Battle7 神かくしの前兆?
気を取り直して、キャラクター作成だ。
今度のキャラクターは、肌の色も選べる優れものだ。
褐色肌とか色白とか、そういう次元ではない。
肌の輝きを選べるんだ。
簡単に言えば、肌のテカリかな?
まぁ、僕はもちろんテカリなんて使わないけどね。
男のキャラテンプレを見ると、クールな俺様っぽい感じの山姥切みたいなキャラが居る。
もちろん、布はつけてないし、服だって別物だ。
こ、これを弄って髪型を整えたら、相当カッコイイキャラが出来そう……!!
「恵ちゃーん、あの子に会った後なのに、まさか男キャラ作ろうなんてしてないよねー?」
「た、ただ興味本位で見てるだけです!!」
「そう……? それなら、早く終わらせてね。早くゲームしたいよね……?」
「ハイ、ソノトオリデゴザイマス」
みっちゃん、ちょっと怒ってるよ……。
本気で作る気は無かったのになぁ、もう。
しぶしぶ、僕はキャラクターを作る。
種族は、人間、エルフ、ビースト(獣人族)の3つ。
獣人族は、人間に獣耳が生えた感じ。
性能的には、
人間(前衛系)エルフ(魔法系)ビースト(回避系)
という分類。
種族専用の恩恵とかもあるし、ここは人間にすべきかな?
だって、僕は次も剣士だもんね。