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澤村くんとトラウマ少女【HQ!!】

第7章 東京遠征〜3〜 ライバル




ー試合ー




「チャンボ、チャンボ!」


「ナイスレシーブ!」


「影山ナイストス!」



陽も登ってきて、暑さの増す体育館で今日もひたすら試合を繰り返すバレー部たち。


観てるだけで疲れる。



確かに烏野はしょーよーの速攻を軸に安定してきた。



けど、それでいいの?



君らの求めるのは、“安定”?それとも、“進化”?




灰「うおっしゃああああ!!!」


音駒戦、しょーよーあんまスパイク決まってないな、、、


対応されてきてるし。


烏「取り敢えず音駒相手には東峰、田中のレフト中心で攻めてけ」



進化を望むのなら、守りに入ってはだめだよ。


西「!スマンちょい短い!」


澤「旭、ラスト!」


東「オオッ  !?」ゾクッ


しょーよ!危なッ


どでーん!!



日「すっ、すみませんん!!!」


日向は今無意識のうちにエースへのトスを奪おうとした。


そろそろ、“進化”の時だって気づき始めたのかな?




雛烏に進化の時、、、


それが烏野にとって吉か凶か



それでも変化を求めないものには


進化もない。




お前がそれを求めるなら



コートの花形であれ



英雄であれ



勝利を引き寄せる エースであれ





__貪欲に自分こそが頂点であると 言え




日「なぁ、影山」



影「あ?」



日「「ぎゅん!」の方の速攻、おれ、目ぇ瞑んの、やめる。」




“欲”が雛に進化を齎す。






「前に進み続けなさい。止まることなく。」






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