第6章 東京遠征〜2〜 トラウマ
風呂上りに烏野の奴等を集め、ミニミーティングを開いた。
澤「__って訳だ。だから朱莉の顔に不必要に手伸ばしたりするなよ?」
「「「ウス!」」」
縁下から聞いた話を所々掻い摘んで詳しくは言わなかった。
単細胞バカ組はポロッと言い兼ねないからな。
菅「大地。」
解散を言い渡した後スガがコッソリと話しかけてきた。
菅「詳しく聞かせてくれるよな?」
澤「分かった。」
澤「___って事らしい。」
菅「何かあるとは思ってたけど、想像以上だったな、、、」
澤「俺も、正直驚いた。」
抱えているモノの大きさに。
菅「ま、俺らで支えていけばいいべ!」
澤「そうだな。今のあいつにはちゃんと居場所があるもんな。」
二人で空を見上げていたら後ろから声をかけられた。
「何してんの?スガ、だいち。」
「「朱莉!」」
「声でけーから。近所迷惑。」
菅「スミマセン、、、。」
「んで何してんの、こんなとこで。」
澤「バレーのこと話してたんだよ。」
「ふーん、、、あたしの事か」
菅「えっ!?」
「最後の方聞いてたし」
菅「ッ先に言えよばか朱莉!」
「スガよりバカじゃねぇけどな」
菅「マジレスすんなよ!」
「それより」
菅「おい!!」
「今日はありがとね。だいち。」
澤「気にしなくていいさ。それよりお前こそ何してたんだ?」
「、、、木兎たちに待ち伏せされて謝ろうとしつこかったから逃げたら及川に捕まって信用できない奴宣言してきた。」
「「oh...」」
「あいつ、好きくないもん」