第5章 東京遠征〜1〜 初対面
及「え、肩の関節外すって、、、エッ!?」
「特技、肩の関節外しでーす」
真顔でピースしながらそう告げるとイヤイヤイヤという顔をする。
縁「あのー、、、こいつマジで外すんで辞めといたほうが身の為です。」
若干ビビりながらちかが答える。
澤「朱莉物騒なこと言ったらダメだろ?」
「あそこの変態が離さないのが悪い。あたし悪くない。」
及「てゆーか!なんで俺の腕の中はダメで澤村くんの腕の中は平気なのさッ!!」
「「あ。」」
菅「大地ー。そろそろ始めんべー」
澤「おう。じゃ、朱莉気をつけるんだぞ?特に及川に。」
「ほーい。がんばー」
再びマネの作業に戻ると、さっき及川くんとやらの隣りにいた岩泉くん?に話しかけられた。
岩「さっきはうちの主将が悪かったな。」
「いや別に。先に本音言ったのがいけなかったから。」
岩「ぶっははははっ!お前面白いな!名前なんてんだ?」
「紅林朱莉、3年。周りからはべにって呼ばれてるから、朱莉かべにって呼んで」
岩「おう、べにな!俺は岩泉一(はじめ)好きなように呼んでくれ。」
「じゃー、岩泉って長いからはじめで。」
岩「おう!よろしくな!」
「よろしく。」
こうして岩泉は出会ってから10分でお気に入り登録を果たした。