第5章 東京遠征〜1〜 初対面
翌日の朝練。
澤「朱莉おはよ」
「んー?だいちはよー」
澤「眠いのか?夜ふかしするなよ」
「おかーさん、おとーさんがうるさいー」
菅澤「誰がお母さん/お父さんだ」
「息ぴったりー」
澤「ハァ、まあいいや、朱莉これ昨日言ってた烏野ジャージ。」
「おー!かっこいー」
どれどれと袖を通す朱莉。
澤「んー、やっぱでかいかー」
指先が少し出るだけの袖に朱莉の短めのスカートが少ししか出ない裾。
これで今日一日幸せな気がするッ、、、
日「べに先輩かわいいっすね!」
「さんきゅ、日向」
縁「余計にチビに見えんぞ、べに」
「ちか殺すぞ」
素直に褒められる日向を少し羨ましいと思った。
結局朱莉は朝練が終わるまでジャージを着ていた。
澤「脱がないのか?」
「んー?だってだいちの匂いして落ち着くから、、、」
ばっか野郎なぜいま爆弾を投下したッ!!!!!!
しかも真顔って!!!!!!
ボッと赤くなった顔を見られないように朱莉の顔にタオルを被せて部室に走った。
澤「ハズっ、、、///」