第22章 俺の
白「あっ!ねぇ、べにちゃーん」
間延びした声に呼ばれ振り返ると白福さんがいて、ほんの少しやな予感がした。
「えと、なにかな?」
白「お願いがあるんだけど」
そのお願い今すぐ断っていいですか。
白「ご飯の片付けウチらでやるからさ〜、ドリンクの粉買ってくるおつかい頼まれてくれない?」
「だが断る。」
黒「文脈おかしくね?」
「だってめんどくさ…ん"っ、道わかんないし」
赤「本音ダダ漏れですけど」
白「それなら大丈夫〜!学校出て真っ直ぐ行けばドラッグストアあるからさ〜」
おうふ。まじか。
「ひとりヤダ。」
その言葉を聞くと光の速さでこちらを向く彼ら。
「「「俺とかどう!!/ですか!!」」」
いやあたしは誰でも構わないけどさ
澤「俺が許すと思ってるのか?」
隣の般若なんとかしてからにしなよ。
あたししーらないっと。