第22章 俺の
そんなこんなで迫られ続け、でもちゃんとサポートはして、ご飯の時は近くの席争奪戦なんて溜息をつきたくなるようなことがあった。
あ、もちろん両サイドは烏野の権力者トップ2、だいちとスガが陣取った。
木「ちぇー。べにのこと占領しやがって」
ごめんコタよ、私領地じゃないんだけど。
赤「木兎さんそれ言うなら独占です。」
木「あーそれそれ!」
「けーじ大変だね、、、」
赤「憐れみの目を向けるのやめてください」
いやね、大変だなって。
大変そうだなって思っただけなんだよ、、、。
結局反対側の席に3人が座りあたし達のことを根掘り葉掘り訊ねてきた。
聞かれたくないところはだいちが咳払いをして誤魔化し、答えられるところは一応答えた。
黒「へぇーじゃあハグと手繋ぐまでしか行ってないんだ?」
「ハグは付き合う前から公衆の面前でされてたと思うけど。あと、手繋ぐって言ってもあたしが何処か行かないようにって言う心配から?」
菅「朱莉すぐふらーっとどっか行くもんな」
黒「いや子供じゃねぇんだから」
「は、はは、、、」
前科(夏祭り)があるので言い返せないのです。