第18章 夏の終わり
集合場所の神社前に着くと集合時間の20分前だと言うのにほとんどの人が来ていた。
来てないのは3年とやっちゃんくらいかな?
西「おー!力来たな!!」
縁「西谷、公衆の面前で騒ぐな。」
どこにいても声のデカい夕。
西「お前、べにさんは?」
縁「は?べにならココに、、、ってオイ。俺に隠れんなよ。」
チッ。せっっっかくちかの後ろに隠れて見えないと思ったのに!!!
「っうわ!手ぇ引っ張んな!」
グイッと手を引かれて強制的にみんなの前に立たされ、浴衣のお披露目。
え?なに?なんかの罰ゲームですか?
それに誰も一言も話そうとしないんですが。
ガヤガヤと人の行き交う声ばかりが響いて、なんだか申し訳なくなって来た、、、
「あー、、、なんか似合わないのにごめ「べにさんスッゲー!いつもと雰囲気違いますね!!」
はい?
日「うぉー!すげー!べにさんすげー!!」
田「なんつーか大人っぽい!」
月「いつもより大人しく、、、落ち着いて見えますね。」
「蛍Out。明日覚えとけな。」
ちょっとした時間差でわーわーと騒がれ、なんだか肩透かし食らった気分。
木下(大地さん達コレ見て大丈夫か?)
成(潔子さんも普段冷たいけどべにさんのことめっちゃ好きだしな。)
少し不安になる2年生ズ。