第16章 お肉争奪戦
みっちり説教された後はこの合宿で慣れ親しんだ彼らのところに向かった。
日「ぜ、、、全国で“五本の指”すげぇぇえ!!」
木「だろ!?だろ!?わははは」
黒「でもお前等んとこの“ウシワカ”は“3本の指”に入ってくる奴だぜ」
日「3本、、、!?」
木「オイ、そんな事言ったら俺が霞んじゃうじゃねーか!」
翔陽、顔がおっさんみたいになってるよ直して直して。
灰「3本てことはあと2人居るって事スか?」
聞き耳を立てていたらしきリエーフがヒヨっとクロの後から現れた。
どうやら蛍もそれなりに興味があるみたいで、こちらに目線を向けていた。
リエーフに聞かれたクロは少し渋い表情をした後、ゆっくりと口を開いた。
黒「東北の“ウシワカ”、関東の“サクサ”、九州の“キリュウ”。これが今年の全国高校の3大エース。」
それを聞いた人たちの反応は様々だったけれど、コタは気に入らない様子だった。
月「、、、そのうちの1人がよりによって宮城に、、、」
はぁ、と溜息を吐いた蛍にコタが噛み付いた。
木「うォォいツッキー!!俺のスパイク相手に散々練習したのにウシワカにビビるなんて許さん!!」
月「“ツッキー”ってやめて貰っていいですか」
、、、月島蛍はブレない。