第14章 必殺技
烏野サーブから始まった試合。
この合宿中にパワーアップした旭のサーブは相手チームのレシーブを乱し、トスはレフトのコタに上げられた。
赤「木兎さん!」
木「っシャア!」
思いっ切り打たれたスパイクは蛍の手に当たり
木「!」
小「アウト!」
コートの外に落ちた。
烏「ブロックアウトか、、、!」
武「押しいっ」
即座に次のプレーに移ろうとする蛍の様子は以前とあまり変わりないけど、
木「日に日に育ってハラ立つわ〜!」
コタにそう言わせるくらいには成長してるんだね。
続く梟谷のサーブはアウトになり、コートには翔陽が入った。
なんとなく、
何となくだけど、このあと、面白い事が起きそうな予感がする。
菅「朱莉?お前何そんな笑ってんの?」
「んー?内緒!まー試合見てればわかるよ」
菅「、そっか!」
菅(普段表情筋0なくせにこういう時ばっか笑ったりすんのずりーよ。なんだよ“内緒!”って子供か。イタズラっ子か萌え殺す気か。普段もそうしろよなんだよツンデレ☆ってやつか)
(((菅原さんの脳内がちょっと心配だな、、、)))