第14章 必殺技
烏「よーしお前等!」
集合をかけられると途端に真面目になるのは流石と言ったところなんでしょうか。
烏「とにかく、お前等のやろうとしてる新しい事、一発でも気持ち良く決めて来い。」
「「オス!!」」
烏「あとは毎回言ってるが梟谷の4番に気持ち良く打たせてやるな」
月「_ハイ」
「「ッス!」」
烏「、、、結局ペナルティ三昧の合宿だけど、最初の遠征から比べたら皆、何かしら変わってるはずだ」
その言葉で思い浮かぶのは変人コンビの決裂、新しい武器への挑戦、そして新しい自分に踏み出し始めたあのこと。
一人ひとり思い出す事は違うんだろうけど
烏「ここらで一発気持ち良く勝って、ウマイ肉を食おうぜ」
「「「おおっしゃああああ!!!」」」
ふぁー元気だねぇ。
試合開始のホイッスルが鳴ってコートに入ったのはいいんだけど烏野の皆さん、特に蛍以外の方、
お願いだからヨダレ仕舞ってください。
蛍が本気で困った顔してるから。
とか思いつつだいちのヨダレ垂らしてるところ見ると、落ち着いて見えてもやっぱり高校生なんだなって感じがして思わず笑った。