第14章 必殺技
ー合宿遠征 最終日ー
「ファ〜」
大きな口を開けてあくびをするやっちゃん可愛すぎか。
「仁花ちゃん、さすがに疲れたよね。大丈夫?」
「ハイ!スミマセン!」
「ほら朱莉もシャキッとして。」
「うぅっ、、、潔子が冷たいー。」
「、、、ちゃんとしないなら澤村に「するよちゃんとすればいいんでしょー!?」分かればいいの」
うぅー最近みんなあたしに優しくないよ。ケチんぼだよ。
そう言えば昨日、、、途中から記憶無い、、、
あたしどうやって部屋まで来たんだろう?
と丁度そこに知ってそうな人物が1人歩いてきた。
「あ、蛍おはよー。」
「、、、オハヨウゴザイマス。」
「ねー蛍。あたし昨日どうやって部屋戻ったか覚えてないんだけど何か知らない?」
そう尋ねると眉間に深くシワを寄せていかにも
何言ってんのこの人。って感じのオーラ出されたなんで?
記憶にないんだもん仕方なく無いですか?
「ねー蛍。教えて?」
もう一押ししてみた。頼む教えてくれーぃ。