第3章 慣れ…?
ガラッ
菅「あ、大地出てきた。」
澤「心配かけたな。もう大丈夫だ。」
「応急処置だっつの。病院行け。」
澤「分かってるって!」
日「べ、べに先輩!先輩って何者ですか!?」
「ただのこーこーせー。」
菅「その割に身体のこと詳しいじゃん!」
「紛らわしい言い方すんなスガ。母さんが整体師だったんの。」
菅「だから詳しいのかー!」
「ちなみに父さんが接骨院やってたんだよね。」
菅「おおー!すげーっ!」
「骨外してほしかったら言えな?スガ!」
菅「この先一生頼まないと思う。」
こんな茶番やってる場合じゃない。
「あーっと、あさひ?だっけ。お前も来て」
東「うぇぇえ!?お、おれも?」
「さっさとしろ。んで座れ。」
東「はっ、はいぃぃぃ!」
「右足出して」
東「あ、ぅん。」
「んっ。」
そして太もも、詳しく言うと大腿筋のツボを押す。
一瞬顔を顰めた。
「旭。あんたちゃんとケアしてる?そのでかい体跳ばすのに相当負担かかってんだからケア怠ったら脚ぶっ壊れるよ?」
東「わ、わかった、、、」
一息つくとみんなぽけーっとしてる。
「何。」
菅「いや、朱莉ほんとすげーんだなーって」
「別に。」
すごくなんか、ない。