第12章 眩しい
澤「朱莉?別に明日でもいいんだぞ?」
「ううん。今日のうちにちゃんと謝っておきたいし、それに、、、お、お風呂入りたいから」
なぜ男の身体を見るのは平気なのに風呂に入りたいと言うのは恥ずかしがるのかとても不思議でならないけれどあえて突っ込まないでおこう。
澤「そうか。」
つーか、男の前で風呂とか言うな変な妄想しそうになるから。
「みんなまだ居るかな、、、」
澤「どうだろな。早い奴はもう寝てるかもしれないし」
「だよね、、、。」
お盆を持ってまだ灯りのついた食堂の扉を開けると
黒「お、来た来た〜。」
菅「やっぱり来ると思ったんだよなー」
木「スガ君の言う通りだったなー!」
覚えている限りほぼ全員が食堂に残っていた。
無気力で知られる孤爪でさえ。
「え、な、んでみんな、、、」
縁「みんなべにが戻ってくるだろうから、大丈夫なとこ見たいって待ってたんだよ。」
菅「みんな待ってるって聞かなくって、、」
黒「スガ君だってそわそわしてただろ」
菅「!!っそれバラさなくてもいいと思いますッ!!!」
わいわい騒ぎ立てる者に、大丈夫そうだとほっとする者、もう用は済んだと部屋に行こうとする者。
反応は様々だった。