第2章 始まり
澤「けどあれ地毛だべ?」
菅「珍しい髪色してっかんね」
澤「それお前が言うべき言葉じゃねぇと思う。」
菅「あいつの場合、生活態度が悪すぎるから余計言われんの!」
澤「あ、、、」
菅「そ。うちの高校身に付けてるもの身に着けてれば、基本なんも言われないはずなんだけど、あいつリボンしてねーべ?だから呼ばれてんの。」
先生にも態度良くねーしなーと外を見ながらスガは言った。
澤「なーんでリボンしないんだ?リボンくらいなんとも無いだろうに」
菅「さぁ?それは教えてくんなかった。とりあえず、戻ってきたらまたヘルプの件頼むべ!」
そして、屋上で待っているであろう旭のところへ向かった。
―in 職員室―
「せんせー、また?」
先「それ俺のセリフな?リボンつけろって言ってるだろ。1年の頃から。」
「だから無理って言ってんじゃん。1年の頃から」
先「だから理由は?」
「教えられませーん。言いたくない。」
先「理由わかんねーと対処しようがねーべよ」
「理解してもらえない自信あるんで」
先「何その自信。」
はぁ。このやり取りも3年目。そろそろ飽きたよ。
先2「紅林さん?あなたのその態度、生徒としてどうかと思いますよ?そしてその髪も!高校生としてどうかと、、、」
まーた始まった。
いるよね、横から口出す高校生らしい事にこだわる教師。
こう言う時は、、、
「しつれーしましたぁー」
逃げるに限る。