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【嵐小説】 Rainbow

第4章 秘密の交わり方


ー翌日in図書室ー


「あの…」


重い空気に耐えかねて、口を開く。


「…ん?」


ワンテンポ遅く返事が返って来る。


「どうか、したんですか?」


「べ、別に?」


目線をわざとらしく逸らす相葉先輩。


「嘘ですよね」


分かりやすいです。


「なんで、そう思うの?」


「なんていうか…元気がないというか…空気が重たいうか…」


「あはは…」


力無く笑う大野先輩。


「色々、あってね」


「私で良ければ、お話ぐらい聞きますよ?」
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