第26章 悪魔からの天罰
「こんなこと聞くのは失礼だとは思ったんだけど…さっきの表情とか見て、なんとなくそう思ったから…」
「don't worry.(安心してください)」
「ありがとう」
私でも聞き取りやすいように、ゆっくりと話してくれる。
英語で言ったってことは、本心だと思って良いんだよね?
「I can not get tired of you.
(私があなたに飽きることは、ありません)」
「?」
今のは早すぎて聞き取れなかった。
なんて言ったんだろう。
「…If you become a princess only for me ,I am glad.
(あなたが私だけのお姫様になってくれれば、嬉しいんですけど)」
「うー…」
「訳分かりませんか?」
「うぅ…ハイ」
「まぁ、分かんなくて良いんですけど」