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【嵐小説】 Rainbow
第22章 大野智が攻める時
「…翔くん、手ぶらだったけど大丈夫なの?」
「そんなこと俺に聞かれても分かんないよー、リーダー」
「大変だなぁ、翔先輩って」
〜♪〜♪〜♪
室内に、携帯のバイブレーション音が鳴り響く。
「あ、俺だわ。もしもし」
『もしもし松潤?俺々、翔だけど』
「うん、どしたの?翔くん」
『大変大変!』
「ちょっと落ち着こうか」
『ファイル忘れちゃって…赤いファイルなんだけど、分かる?』
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