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【嵐小説】 Rainbow
第20章 悪魔の部屋の悪魔達
「良いですよね?…先生?」
「あ、あぁ…」
上擦った声で答える先生。
「それから、楓ちゃんは嵐だから手出さないでね」
皆、主に女子に向けて言う。
「えぇ⁉︎こんな女が⁉︎」
「嘘ですよね!
こんな女より、あたし達の方が可愛いですよぉ」
「顔も、スタイルも、性格だってわたくし達の方が断然上ですわ」
「君達って、自意識過剰なんだね。
自分の顔、鏡で見たことある?」
「大野…様…?」
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