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【嵐小説】 Rainbow
第2章 秘密の共有
「うぅ…いいなぁ」
「なんで?楓ちゃんはどうだったの?」
「全然でした」
テストを思い出し、苦笑する。
「あはは」
「酷いですよぉ、人が落ち込んでるのに」
「ごめんごめん」
「もー」
「で?なんの成績が1番悪かったの?」
「体育のテストです」
「体育?保険じゃなくて?」
「はい、体育のバスケの実技テストです」
「バスケねぇ…」
「はい、ドリブルとかシュートとか」
バスケかぁ…。
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