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【嵐小説】 Rainbow

第2章 秘密の共有


大野先輩と友達になって、分かったこと。


それは、大野先輩はほとんどと言っていい程屋上に居ること。


そして、かなり無口だってこと。


けど、やっぱり大野先輩は優しい。


無言の優しさ、って言うのかな。


「大野先輩ー」


「早かったね、楓ちゃん」


「そうですか?」


「うん」


「そういえば、この前テストありましたよね?」


「うん、あったね」


「どうでした?」


「まぁまぁ、かな」
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