第10章 秘密の部屋へようこそ
「嵐専用の部屋、通称嵐部屋へようこそ。楓さん」
「ここは、嵐しか鍵を持ってない秘密の部屋なんだよ」
「ほぇー…」
「楓ちゃんも、この部屋を使うんだよ!」
「私も?」
「勿論、だって嵐だろ?」
「はいっ!」
「てな訳で、これこの部屋の鍵ね」
「え、良いんですか?」
「当たり前です、だって仲間ですしね」
「何かあったらその鍵見せれば、ほとんどのことは大丈夫だからね」
「す、凄い…」
マジマジと鍵を見つめる。
「気に入りましたか?楓さん」
「はい!鍵のデザインも可愛いです」