第6章 秘密の繋がり方

「私達は、地位が地位なだけに周りから避けられて生きてきました。

唯一避けなかったのは、同じ権力を持った嵐だけだったんです。

こっちが信じても、相手が私を信じてくれることなんて無く裏切られるのがおちなんですよ。

2度と辛い思いをしないように、私達は人に心を開くことを止めたんです。

なのに今…リーダー達は…」


「そうだったんですか…でも大野先輩達は、変わりたかったんじゃないですか？」


「変わりたい？」