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【嵐小説】 Rainbow

第6章 秘密の繋がり方


「いじめを、私が権力を使って止めさせてあげます」


「え?」


「聞こえませんでした?

いじめを、止めさせてあげると言ってるんです」


「待ってください、その言い方だとまるであなたはいじめに関わっていないように聞こえるんですが…」


「当然です、いじめの首謀者はさっきの子ですから」


「え、じゃあどうして…」


「勘です。

今まで私達に近づいた女子は皆、すぐにいじめに遭ってるんです。

なので今回も同様に起こるのではないかな、と」


「そう、だったんですか…すみません、疑って」


「いえ、私の言い方も悪かったですから」
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