• テキストサイズ

【ハイキュー】短編中編つめあわせ

第6章 星をさがしに(国見&金田一)


こういうのに本気になる性格じゃないんだけど、子供の時からの習慣というものは恐ろしい。

ここに来ると必ずやる階段かけっこは、負けたら何故か悔しいんだ。

凪沙の前だからなんだろうな。という自覚はあるが、それはこいつもきっと同じだ。

今のところ勝率は半々くらいだけど、
いつも金田一は凪沙の荷物を持っているから、
それを考えたら金田一の方が分がいいか。

バレーでも、体力だったらこいつの方が上だしな。

俺も金田一も2段飛ばしで駆け上っていく。

7割程上ったところで、凪沙の背中を捕まえる。

「ふたりとも速いよ……!」

あっというまに彼女を追い抜いて、俺たちはひたすら天辺を目指す。
/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp