• テキストサイズ

【ハイキュー】短編中編つめあわせ

第15章 そんなふたり(岩泉 一)


「え、どうしたの!?なにか思い出した?」

及川がすぐに反応して早川の肩を掴む。

岩泉は、気安く触んなと思ったが、状況が状況なので堪える。

「ええと、よくわかんないんですけど、この人と、何か話したら少し思い出せそうな……。
気のせいかもしれませんけど。」

そう言って早川は岩泉に顔を向けた。

「え、岩ちゃん?」

「そりゃ、彼氏だもんな。他の奴らよりは何かあるんじゃねえ?」

松川が納得したように頷いてみせる。

「確かに。少し二人でしゃべってみれば?俺たち席外すからさ。」

花巻がそう提案すれば、三人は岩泉を残して病室を出た。
/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp