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誰よりも輝いて【黒バス 笠松 幸男】

第5章 合宿のあとの楽しみ



清宮side
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「ラスト一本!」


体育館に、笠松くんの声が響き渡る。


合宿2日目終了まであと少し。



玉利さんが担当するメニューがあまりに人気なので、今日の夕食からは、玉利さんは食事作りだけに集中してもらうことになった。




ほぼ初対面のバスケ部のマネージャーさんたちのなかに彼女をひとり残していくのは、なんとなく気が引けたけれど、私が居なくても、人手はなんとかなりそうに見えたから、私は玉利さんの分も、雑務をやることにした。




主将の笠松くんは、確かC組…?
だったかな…?



A組は、2年生からは、去年の学業成績の上位者が選ばれるシステムだから、残念ながら、今年のクラスメイトは、2人しか変わらなかった。



他のクラスは、理系と文系に分かれる以外は、満遍なくクラス替えされるから、正直、友達がたくさん出来そうで、いいなと思う。



そういえば、笠松くんと栗橋くんは同じクラスだったな…。



栗橋くんに、ふたりのこと、アシストするように頼んでみようか。


笠松くんのことはよく知らないけれど、


玉利さんは、彼が好きみたい、だから……。


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