第4章 一緒に見る夜空は…
バスケ部全員分ともなると、一食の量でも、とても多い。
お昼のメニューは、白米、若鶏の唐揚げ、根菜の煮物、ほうれん草の胡麻和え、しいたけのダシ煮だ。
ご飯は炊くだけだから良いけれど、マネージャーも含めて凡そ50人分の食事を作るのは、かなりの忙しさだ。
12時半からお昼ご飯だと聞いている。
急がねばっ!
【トントントントントントントントン…………】
「やっぱり…料理、上手ね。」
なっ?!//;
「いえいえ!!// そんな恐れ多いです。清宮先輩!/」
清宮先輩に褒められるだなんて//
私って幸せ者だぁ〜……//
…帰ったら、廉に自慢しよっ。