第1章 あたしの想いはどこにいくの・・
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あたし達はもうすぐ卒業する
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そしたらきっと翔くんとも…
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もう会えない
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昨年のクリスマスに誰かが言ってた
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付き合って長い2人は卒業したら結婚すんじゃね?って・・
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そしたらあたしはどうするのかな?
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4年間の長い片想いを引きずって…
翔くんへの想いを
思い出にも出来ず
歩いて行くのかな…
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どうしていいのか分からない…
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和「言っちゃえば?そしたら自分の気持ちにケリつけれんじゃない?」
「…そう…なのかな…」
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和の言葉に背中を押されて
きっと今日は彼女とお祝いするんだろうと
翔くんの少しの時間を貰いたくて
お昼前に呼び出してた
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少しの時間をあたしにちょうだい
翔「お待たせ、どした?こんなとこで珍しいよね」
「うん(笑)」
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頼んだ珈琲を
翔くんが飲み終わるまでの間
出会った頃の話に花を咲かす
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