白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第12章 ★夏合宿★
リコ『却下よ却下!!』
あれ?さっき聞いたような台詞が飛んでるんですけどオイ
『お願いします!この合宿中だけです!』
リコ『ダメよ!!私の零蘭ちゃんを女子マネのいない飢えた狼どもの巣にノコノコ入れてたまるもんですか!!』
『あの人達はそんな狼じゃないですよ(苦笑)二人程は分かりませんけど』
リコ『とにかく私は嫌よ~(泣)立花ちゃんも何で止めなかったの!?』
立花『私はお姉様の成すことすべてに反論するつもりはありません!』
リコ『この忠犬!!』
立花『忠犬ですから!!』
ビシッと敬礼のポーズ&どや顔で決める光
いやいやそうじゃなくて...
『私は光一人でもできるって信じてるから行くんですよ?それに、リコさんもついてるじゃないですか』
日向『おいそこの三人何モメてんだ?』
リコ『!!良いところに来たわね!ちょっと聞いて!』
日向『絶対ダメだ!!』
伊月『俺も同意』
小金井『俺も!』
水戸部『......』
え、水戸部先輩もですか?
言い忘れてたけど私も水戸部先輩が何を言っているかは分かるわよ?
それにしても全員にダメと言われるとは
向こうの残りのメンバーも首横に振ってるし
いや縦に振ってくださいよ( ;∀;)
このままじゃ埒があかないし、和成待たせてるし、
仕方無い、ここはアレを使うしかないみたいね
必殺!!
色仕掛け!!!
と言っても全員じゃなくて主将の日向先輩だけにかけるけどね
私は日向先輩にズイッと近寄り、胸板に両手と胸をあてる
ほらね?真っ赤になっちゃって
日向『し、白崎っ///!?』
『お願いです、日向先輩...合宿が終わったら、何でも言うこと、聞きますから...それに、この前私にキスしたこと、言っちゃいますよ?(ボソッ)』
耳元に唇を寄せてそっと甘く囁く
日向『ま、マジか...?』
『はい...大マジです』
日向『よし分かった(キリッ)』
おっし!!
リコ『ちょ、日向君!?』
『では主将からお許し頂いたのでそれでは♪』