白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第12章 ★夏合宿★
と言うわけで...
『よろしくお願いします♪』
秀徳『おっしゃあああ!!!!!』
皆さんガッツポーズであんなに嬉しがっちゃって(笑)
中谷『監督の中谷だ、よろしく白崎君。すまないね、食事だけでなくマネージャーもやってもらって』
『いいえ♪真太郎や和成がお世話になってるので、そのお礼ですよ♪私こそ急に決めてしまってすいません』
中谷『いや、君のような優秀なマネージャーがいてくれるならこちらも有り難い...彼らを頼むよ』
『お任せください!!』
中谷『あぁ、それと、もし良ければ個人メニュー作成にも協力してくれないか?』
『分かりました♪』
とは言うものの、秀徳の練習メニューは知らないからとにかくいつも通りやってもらう
それにしても、誠凛よりハードなんじゃないかな?
みんな汗の量が半端ない
こんなのを毎日やってるんだと思うと秀徳の強さが納得できるわ
取り合えず気になったことをメモに箇条書きにしていく
良いわねぇ、一人一人のポテンシャルが高くて鍛えがいがある
大坪『よしっ、10分休憩だ!!』
おっと、休憩に入ったわ
急いでドリンクとタオルを片手に汗だらけのみんなの元へ行く
高尾『零蘭ちゃん♪』
『はい、和成♪お疲れ様!』
高尾『サンキュー♪』
緑間『零蘭』
『はいはい、お疲れ様真太郎♪下手に手首に力入れないように、あと左足に重心偏ってるわ』
緑間『分かった、ありがとう』
高尾『ちょ、ナチュラルに会話してるけど、わかんの!?』
緑間『零蘭は些細な事でも短時間で見つけ出してくれるのだよ』
『少しでも皆を強くするためよ♪』
高尾『へぇ、じゃあ俺は?』
『ん~和成はね、真太郎とは逆に右足に重心置きすぎ。あとパスの際に目線のフェイクをいれるようにしてね、体の運び方が見抜かれやすいわ』
高尾『す、すげぇ....』
『あ、私大坪さんたちにも渡してくるわね』
(大坪さん、宮地さん、木村さん!)
(マネかぁ...)
(どうした宮地?)
(新鮮でいいなと思ってな...)