白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第2章 ★逃避行の先の出会い★
『んっ....』
氷室『レイラ、起きたかい?』
『辰也....』
氷室『身体は平気か?』
『うん、大丈夫...』
氷室はをそっと零蘭を抱き起こし、背中と腰を優しく撫でる
氷室『良かった....すまない、優しくできなかった』
『いいのよ、それぐらい分かってたから...貴方に抱かれるのも暫くお預けだから、あれぐらいが良かったの...』
零蘭は氷室にもたれかかり、胸に顔を埋める
その頭を撫で、顔を上げさせると、そっと唇に口づけた
氷室『レイラ、愛してるよ...』
『私もよ、辰也』
二人は互いに抱きしめあうと、もう一眠りついた
翌朝、朝のシャワーを軽く済ませ、二人で朝食をとると、動きやすい服に着替えた
『辰也!行くよ!』
氷室『ああ..今行くから!』
家を出た二人は日課である朝のランニングに出掛けた
ここから数キロ先の、いつものストバスへと行く道がルート
そこでどこかのチームにいれてもらってバスケをして終了
走っている氷室は周りから見ればかなり速いスピードで走っているのだが、零蘭はそれに余裕で追い付いている
隣で見ている彼自身も驚くほどに
inストバス
『ふぅ~、いい汗かいた♪』
氷室『相変わらず凄いね』
『辰也こそ♪』
?『おっ!レイラ!タツヤ!待ってたぜ!』
チームのリーダー格の男が手を振りながら二人に近づいてきた
『やっほ~♪』
氷室『おはよう』
?『今日の相手はあいつらだぜ!さて、今日はどっちのチームに入るんだ!?』
『ん~、じゃあ私は....』