白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第2章 ★逃避行の先の出会い★
『貴方達のチームにしようかな♪』
?『よっしゃー!!レイラが入ってくれりゃこっちも安泰ってもんだ!で?タツヤはどうすんだ?お前も充分化け物だからなぁ...』
氷室『じゃあ、今回はあっちにつくことにするよ..久しぶりにレイラとあたってみたいしね』
『あら、タツヤが敵なんて...ちょっと面白そうね♪』
?『よしっ!じゃあ早速始めるぞ!!』
?『レイラ!パスっ!』
『OK~、さあ行くわよ!!』
仲間からのパスを受け、ものすごいスピードでコートを駆けていく
そんな彼女の前に一人の男が立ちはだかる
氷室だった...
氷室『さあレイラ!来いっ!』
『止められるかしら、ねっ!』
氷室『っ!!』
超絶なフェイクで氷室をかわす
そしてそのままの勢いで飛び上がり
『はっ!!』
ボールをリングに叩き込んだ
?『ヒュー♪さっすがだぜ!』
『当然♪』
?『タツヤ!まだまだこれからだぜ!』
氷室『あぁ、分かってるさ!(流石はレイラ...だが負けないよ!!)』
氷室はドリブルしながら攻めいった
結果...
氷室『また勝てなかったな...』
『でも、あのシュートには驚いたわ!ブロックをすり抜けちゃったんだもの!』
氷室『でも君なら直ぐに攻略されてしまうかもね』
『辰也、貴方の必殺技なんだからもう少し自身を持ちなさい!それに私だって万能じゃないんだから...』
氷室『そうだね、ごめん』
ムッと頬を膨らませる零蘭を宥めるように頭を撫でる
?『おいおい、痴話喧嘩か?』
『ちょっと、違うわよ(笑)』
?『レイラ、そういや今日の夕方、帰るんだろ?』
チームの一人が思い出したように問うと、周りはハッと気づき、少し暗い雰囲気になる
『そうなの、荷物はまとめてあるから、もう何時でも出れる...でもその前にみんなとバスケしたいなぁって思ってさ』