• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第12章 ★夏合宿★





『あの、リコさん、その缶ジュース何本かくれませんか?秀徳さんに差し入れしてきます』




リコ『それがいいわね、じゃあお願いするわ!』




リコさんから秀徳の一軍の分だけ(朝の時点で人数は覚えてた)持って、秀徳の部屋へと向かう





部屋は試合後に真太郎に教えてもらったし、迷わなくて済むわね








リコ『はっ!!零蘭ちゃんに秀徳の男どもに気を付けるように言うの忘れた!!』












ここ、だよね?




コンコン




『あの、誠凛のマネージャーの白崎ですけど....』




高尾『ん?零蘭ちゃん!?え?どうしたの、こんなとこに来て』




『あのね、ちょっとジュース買いすぎたから、秀徳さんにも差し入れってことで』




高尾『マジ?ありがとー♪さぁ、入って入って♪』




『え、いいの?』




高尾『全然平気♪』




和成に背中を押され、秀徳の部屋に入ってしまった




てか和成、意外と強引....





大坪『おっ?』




宮地『お前、朝の...』




緑間『零、蘭!?』




『あ、朝ぶりです皆さん...』






いきなりの私の登場に驚く秀徳さんに、和成が代わりに説明してくれた




木村『そりゃ、わざわざ悪いな』




『いえ、それほどでも』




緑間『零蘭、少し付き合え』




『ん?いい、けど...』




高尾『えぇ~、俺も行きたい!』




緑間『お前は来るな』





嫌だ嫌だと駄々をこねる和成とどうしても連れていきたくないと言うような真太郎




周りは『喧嘩するな!』と怒っていけど、私には微笑ましくて仕方無い




いい相棒を持ったね...真太郎





『ねぇ、真太郎..どうしても二人で話したいこと?』




緑間『....あぁ』




なら、仕方無いよね?




『ごめんなさい和成、今日のところは我慢して、ね?』




するとムゥーっとした顔で




高尾『...分かった、でも明日は一緒に』




『分かってるわ、約束する』




緑間『行くぞ...』





手を掴まれ、部屋を出た







/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp