白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第12章 ★夏合宿★
次の日、朝目覚めると隣の温もりに気づく
『あら、光?』
立花『ん~、お姉、様ぁ....』
寝ぼけているのか、ギュッと私に抱きついてくる
可愛らしくて仕方ない
でも、もう起きて準備しなくちゃいけないから、悪いけど起こすね?
『光、起きてちょうだい...もう朝よ』
ユサユサと揺り起こすとうっすら目を開けた
立花『え?きゃああっ!?お姉様!?私なんで...』
『可愛かったわよ、幸せそうに笑って私に抱きついてきたわ♪』
立花『うぅ、寝相は悪い方ではないんですけど....』
頬をポリポリとかく光に思わず笑ってしまう
『気にしないで、私も目が覚めた時に隣に誰かいてくれた方が嬉しいわ♪』
気を取り直して、朝ご飯の準備をしに急いで身支度を済ませる
まだ人気のない廊下を二人で歩く
『今日はどうしようか?』
立花『朝ですし、あっさりとしたものがよいかと思うのですが』
『そうよねぇ...』
立花『あれ?お姉様、あそこにいるのって』
『ん?....あらら~(^_^;)』
光の指差す先には、まさかの真太郎と和成
緑間『零蘭!?何故ここにいるのだよ!』
高尾『ん?おっ!零蘭ちゃんじゃん♪こんなとこで会えるなんてマジで嬉しいぜ♪』
『おはよう、二人とも♪てことは、秀徳さんもここで合宿?』
高尾『おう!一軍は毎年なんだとよ』
緑間『お前がいるということは、火神や黒子もいるのだな?』
『ええ♪あぁ~、リコさんがこの事知ったら...』
立花『練習試合とか、組みそうですね(苦笑)』
『そう、それ』
高尾『そういやお二人は何してんの?まだ結構早いよ?』
『あぁ、朝ご飯の支度しようと思って』
高尾『マジ!?い~な~、俺らんとこマネいないから自炊だし...』
緑間『文句を言うな』
そっか、秀徳にはマネいないから、自分達で色々やらなきゃいけないのね....
あっ、そうだ..