白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第12章 ★夏合宿★
リコ『今誠凛に必要なもの...それは、選手一人一人の個人能力の向上よ!』
そうよね、誠凛という一つのチームで勝つために、この個人能力の向上は必要不可欠
『そのための砂浜練習!まずはここでいつものメニューの、3倍ですからね!』
リコさんと私の笑顔にみんなの顔が引き攣る
リコさんは制服を脱ぎ捨てて、もう早速練習を開始する
あっ、私も後で着替えないと
さぁ、合宿の始まりよ!!
練習が始まったのを見届けて、私はとりあえず光を連れて民宿に戻り、水着に着替える
プール練の時と同じ物を着て、長い髪もポニーテールにする
『光、今日はちゃんと上着持ってきた?』
立花『はい!バッチリです!日焼け止めも!』
『そう、ならいいわ...さて、みんなヘトヘトになるだろうし、今回は多目にスポドリを作るわよ』
立花『分かりました!』
光といつもより多めのスポドリを作って、タオルと一緒に籠に入れて浜辺へと戻る
リコ『二人とも、良いところに来た!ほらみんな、水分補給はこまめにね!』
『多めにしといたんで、みなさんいっぱい飲んで下さいね♪』
日向『....やばいな///』
黒子『ポニーテール、反則ですね』
伊月『あ~目の前に天使がいる...とても可愛いよ零蘭』
『ありがとうございます♪』
『『『『ブハッ!!!!』』』』
盛大に吐血する皆さんはほっておいて
『光、熱中症にならないように貴女もちゃんと水分補給しときなさいね?』
立花『了解しました!お姉様もお気をつけ下さい!』
その後の砂浜の練習は過酷を極めた
何キロ走ったか分からないくらいに走って動
き、汗だらけになって必死に食らいつく
さすが、3倍ね...
でもそんな所が青春してるなぁと感じる
『ん、そろそろご飯の準備しないとね...リコさん!!』
リコ『何?』
『ご飯の準備してきますね!』
リコ『分かったわ!』
『光、行くよ』
立花『りょ、了解です!』