白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第11章 ★小悪魔の実力★
俺はそっと手を伸ばして白崎の頬に手を添える
するとくすぐったそうに笑いながら上に手を重ねてくる
『なんです?』
日向『....お前の大切なやつって...』
『内緒です♪』
俺の口に人差し指を添えて制止させるとその指を今度は自分の口にあてる
その行動ひとつで心を持ってかれた
日向『そうかよ....』
俺は頬に添えた手を後頭部にずらし軽く引き寄せた
そして
『んっ.....』
日向『謝らねぇからな....』
『はいはい(笑)』
いきなりキスしたってのにまた可愛く笑いやがる
そんな白崎の手をつかんで立ち上がらせる
日向『送ってってやるよ』
『ありがとうございます♪』
[白崎零蘭]
日向先輩に家の近くまで送ってもらった。さすがに家の前だと騒がれちゃうかもしれないからね
日向先輩と別れて家に入ろうと扉に手をかけたそのとき
後ろから優しく手を掴まれる
?『零蘭....』
耳元で静かに囁かれる
『真、太郎....?』
緑間『家に、入っても良いか?』
朔夜『どうぞ』
緑間『ありがとうございます』
朔夜『いえ、ではごゆっくり』
朔夜が出した紅茶を啜ると私の肩にそっと寄りかかる
『どうしたの真太郎....こんなところまで来て...。寂しいの?』
緑間『あぁ...それと、先程お前を近くまで送っていたあの主将に....』
『嫉妬したのね?私のそばにいた彼に』
緑間『そうだ』
首筋にチュ、とキスされ押し倒される
何度も何度も私を呼びながら額、頬、首、服に手をかけてはだけさせ胸元にもキスを落とす
『ん...くすぐったい....///』
緑間『零蘭、お前に触れたい....春に再会してから、ずっと思っていた』
『私もよ真太郎....愛しい貴方に触れられたい...愛してもらってる実感がほしいの....だから、触れてちょうだい』
緑間『分かった...全て、お前の望むままに』