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白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第11章 ★小悪魔の実力★







[日向順平]







今......何が起きたんだ..?






さっきまで目の前に立ってた白崎が一瞬で消えた。消えただけならまだしも、次の瞬間にはゴールに叩き込んでた。しかもダンクで






余りに早すぎて目が追い付かなかった






『まずは一点....ですね♪』





ニコッと相変わらず可愛く笑うが俺は冷や汗が止まらなかった。






目の前で笑うコイツが、すごく怖く感じたからだ






だけど負けてらんねぇ!!
実を言うと少しナメてたぜ。女だから、少ししか経験がないように見えたから





けど違った。コイツは絶対かじっただけなんてレベルじゃねぇ。昔から、プロ達の中で育ってきたような圧倒的な経験があるに違いねぇ






それもそうか....なんせ白崎は帝光出身だからな。キセキのやつらに囲まれてたんだ。どうりで強いはずだ





転がってきたボールを拾い改めて白崎と向き合う




日向『おもしれぇな!』





『まだまだいけますよ!』
















ま、結果は惨敗だ。
得意のスリーを撃とうとしたがとんでもねぇジャンプ力でブロックされちまうし、スピードでは完全に負けだ




日向『あ"ぁ~.....』




『大丈夫ですか?』




疲れて床に仰向けに寝転がる俺の隣に零蘭は座って見下ろしてくる




さっきとは違って優しく笑ってやがる





すげぇキレーだ///






日向『おう...にしても、全然俺よりつえーじゃねぇか。しかも最後のなんだ?』





『あぁ、あれはフロータショット。ティアドロップともいいます』





日向『全く対処できなかった....』






『そう簡単に対処されても困りますけどね♪大切な人から教わったものですから』





大切な人...か




なんだろうな....白崎の大切なやつが気になってしょうがない。誰なんだ?お前にそこまで女の顔をさせるやつか...?





嫉妬してんのか俺は.....?








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