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白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第8章 ★プールでの再会★





〔白崎零蘭〕





水着から制服に着替えて(さつきも着替えさせた)外のベンチに座った



『あのね、さつき...言いたいことがあるんだけど..』



桃井『謝りたいってことなら、私は聞かないよ』




さつきめ、流石に分かってたか....




『なら、私が部活を辞めてから、彼らを支えてくれて、ありがとう...これならいい?』



するとさつきは顔を上げて何時もの綺麗な笑顔を浮かべる



桃井『うん!それにしても、零蘭ちゃんがバスケやめなくて良かった』




『うん、約束したから...』




桃井『それって、』




青峰『おいさつき!!』





え?




大輝が何でこんなところに..?




桃井『青峰君!?なんでここに?』




青峰『ストバスの帰り、ついでだから来ただけだ』




桃井『そっか...』




ヤバい...今、大輝と目が合わせられない...




青峰『....さつき、ちょっと零蘭借りんぞ』




急に腕を引かれ、そのまま歩き出す





桃井『ちょ、青峰君!?』





さつきの声にも何も言わずに、大輝は私をずっと引っ張っていった







暫く歩いたところで、誰もいないストバスに着いた



『大輝...その、』



青峰『ほれっ、』



『わわわっ!』



突然ボールを投げ渡され慌ててキャッチする



青峰『1on1しろ...』



『え?いい、けど...下だけ着替えさせて..』





何かあったときと思って運よく持っていた鞄からハーフパンツを取りだし、スカートと交換する




『よし、出来た...いいよ』




青峰『おう、全力で来いよ...』




ボールは私から、目の前に立ちはだかる大輝は前よりも強くなっていることはオーラで分かる




『....行くよ』




私は一気に駆け出した










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