白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第6章 ★インターハイ~緑との対決~★
そこから誠凛は吹っ切れた大我の活躍もあり遂に逆転
しかし残り二秒で緑間は火神が自分を止めるために跳ぶことを信じ、フェイクを仕掛ける
『しまったフェイク!?っでも、誠凛にはまだ彼がいる...!!テツヤっ!!!』
零蘭の叫びと同時に、黒子はボールをスティールした
そこで試合終了のホイッスルが鳴った
誠凛は秀徳に勝利したのだ
『やりましたね!リコ先輩!光!』
リコ『ええ!』
立花『皆さん凄いです!!』
零蘭は目の前の勝利に大いに喜んだ
自分が見たかった勝利の光景が直ぐに叶ったことが嬉しすぎた
そんな彼等に心の中で深く感謝した
控え室
火神『っ!!』
『あーあ、やっぱり足ヘロヘロじゃない...跳びすぎなのよ大我は...ダンクしか脳に無いわけ?』
先程の試合で脚に負担をかけすぎた火神のマッサージをしながら悪態をつく
火神『うっせーな!!それが俺のスタ、いでででででで!!!』
『これでわりかし楽にはなったと思うけど、無理に動かしちゃダメよ?』
火神『おう、サンキューな(ナデナデ)』
『む///』
リコ『零蘭ちゃん、伊月君のもお願い!』
『あっ、はい!じゃあ大我、今日はお疲れ♪』
額にキスを落として立ち上がると、伊月の待つ方へと走っていった
『試合お疲れさまです♪右足に負担がいっているのでそっちを重点的にしますね?』
伊月『あぁ、頼んだよ。それにしても凄いな、見ただけでわかったのか?』
『ま、伊達に帝光のマネやってた訳じゃありませんからね....』
真剣な表情でマッサージをする零蘭の姿に伊月は先程から胸が高鳴りっぱなしだった
伊月『ホントに、可愛いなぁ....』
『ん?何か言いましたか?』
伊月『何でもないよ...それより、今日の勝利は君のお陰でもあるんだ。ありがとう』
『いいえ、マネとして当然です( ̄^ ̄)』
伊月『当然、か....』