白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第5章 ★練習試合と緑との仲直り★
不適な笑みを浮かべる黄瀬に男たちは怒りを露にする
男2『んなら勝負しろや!人数的には勝てねぇだろうがな!』
『バカね...彼等がどんな選手かも知らないくせに』
男1『んだと!?』
声を荒げる男を零蘭は自信に満ちた目で見つめる
『私が支え、育ててきた子達よ?貴方達なんかに負けるとでも...?』
黄瀬『ヤバいっすね、今物凄く負けねえ気がするっす!』
火神『おうよ!』
黒子『彼女が望むなら、僕達は勝てます!』
『じゃあ、始めましょうか?』
結果は圧勝
逃げていく男達に『負け犬どもが』と悪態をついた
その後火神の認めた黄瀬は『火神っち』と呼び方を変えて去っていった
ちゃっかりと零蘭の頬にキスを残して
火神『零蘭』
『ん?』
火神『消毒させろ』
『は?』
固まる零蘭の先程黄瀬にキスされた頬に上書きするようにキスを落とす
『ちょっ///大我!?』
火神『黄瀬ばっかずりーんだよ!』
ムスッと拗ねる火神の背中を軽く叩いてやる
『大我の方が私といる時間長くなるんだから、いくらでもキスできるでしょ?』
黒子『零蘭さん、僕は』
『勿論テツヤもよ?』
零蘭の言葉に満足した二人はそれぞれ片方ずつ彼女の手をとり、メンバーが待つ場所へと戻っていった
勝手に消えた黒子がリコによって逆エビの刑にあったのはそれから10分後だった